防水ソフトハウジングを利用した簡易デッドニングを実施しました

interior

車内で聞く音を良くするために巷でよく行われるのがドアのデッドニング。昔私もやったことがあります。ただしビビりがある部分に制振材をどんどん貼っていくとその分ドアの重量が増えて、今度は開閉にも影響が出てくるという苦い思いでもあります。

ソニックデザインのエンクロージャー型スピーカーも使用したことがあります。デッドニング要らずでとても良いのですが、このスピーカーを取り付けるためのスピーカーホールサイズに問題がありドアの板金側の加工が必要だったのを思い出します。

そこで、今回行ったのが防水ソフトハウジング BSH-16S 16cmスピーカー用 スリムタイプを利用した簡易デッドニングです。以下はBSH-16Sの商品説明から抜粋。

左用1個、右用1個の合計2個1セットのペアー販売です。
(片側1個の販売は行っておりません。)
・ あなたの大切なスピーカーを泥水や砂利から守る強い味方!
・ 背面からの水や強い湿気も心配ありません
・ 振動音も同時にシャットアウト!
・ 背圧抵抗が程よく出来あがり、ボックス効果で低音UP!
・ 少量の吸音材で音質調整も出来ます
・ 材質がスポンジ質なので自由に変形しますのでインストールも簡単!
・ スピーカーを取付けた後の余分な部分は簡単にカッターでカット出来ます

・ 16cmスピーカー用防水ソフトハウジング 2個1組)
・ 寸法(内寸) A:約125mm B:約60mm
・ 厚さ:約3.5mm
・ 深さ: スリムタイプ

【アドバイス】
1. ボックスとしては容積が小さいのでバスレフ効果を狙らった穴を開け長めの水道ホースなどを接続してより大きなボックスに見立てた感じの良い音になります。ホースの先端はドア内で下に向けて水が入らないようにする必要があります。
2. 防水ハウジング内に吸音材を入れるなど工夫すればより吸音され良い音になります。

デッドニングと言っても制振材はドアパネルで如何にも弱そうな部分だけピンポイントで貼り付け。後はこの防水ハウジングを使用してエンクロージャー型のスピーカーを簡易的に再現させて本格的なデッドニングを行わない作戦です。

施工してみたところ予想通り車外に漏れる音は大分小さくなりました。そして低音が出なくなります。これも予想通りです。アイミーブにはサブウーファーを取り付けているのでバランスは良く取れた気がしています。コストを掛ければいくらでも施工は出来ますが、割り切ってこのスタイルのデッドニングで正解でした。

このタイミングに合わせてスピーカーをクラリオン製のSRT1733SからSRT1633Sに変更しました。低音をカットするのであれば17cmである必要もないと思ったので16cm化としました。

タイトルとURLをコピーしました