以前からコツコツと作成していた自作外付けEVメーターがとりあえず完成。初めはシンプルにする予定でしたが、結果色々な情報を表示出来るMiEVモニタとして評してEVマルチインフォメーションモニター for i-Mievとなりました。
Arduino nanoとCAN通信用にMCP2515 CAN Busモジュールを使用、表示用のディスプレイとしては1.3インチのOLED SH1106を使用しました。
とりあえずモーターの回転数、駆動用バッテリー残量(SOC)、駆動用バッテリーの温度、今までの総走行距離(ODO)といった各種情報を表示できるようにしてみました。また画面表示に関しては2つの画面にスイッチング出来る様に仕上げたので、画面に収めたい情報を分けて整理することができました。
結構苦労したのがこのディスプレイのエンクロージャーです。3Dプリンタがあればこの難関は比較的簡単にクリアできたのかも・・・。パテを使って造形した後に簡単にシボっぽく見える塗装で仕上げるという、意外と工数がかかる工程でした。
EVマネージャー(EVM-01)・燃費マネージャー(FCM-NX1)などが市販されておりますが、取って付けた感が個人的にはすっきりしないので、完成した時の満足度は非常に高かったです。^^
アンドロイドスマホと組み合わせるCaniOn+Bluetoothモジュールという選択肢もありますが、個人的にはiPhone派なのでこの組み合わせは無く、車両に放置してしまいそうな気がして安全性にも問題がありそうな気がしています。
心残りだけど是非やりたかったのがUSBメモリへのデーターロギング機能。でもこれは別の形で実現しようかと少し考え始めています。(USBコネクタ搭載して、RTCを用意して等と考えると構成も複雑になってくるので…。ちなみにマイナーアップデートで駆動用バッテリー劣化度(SOH)の表示にも対応できるようになりました。また別途記事をまとめたいと思っています。